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2010 年8 月31 日

行政不服審査法改正作業着手

  政府・行政刷新会議と総務省は行政不服審査法改正作業に着手した。
 自民党政権最後の国会で成立するところまでいっていたのだが、廃案となり、その後民主党政権では改正の方向が再度練り直しとなり、中座していたが、ようやく動き始めた。
 今日の夕刊をみると、公正な審査を実現するためにすべての省庁に独立性の高い審理官を置き中立的に審査する仕組みを作るという。
 当初原口総務相は「軽装備路線」を目指すといっていたが、今回の報道では、従前改正の方向として想定していた「重装備路線」に回帰するということのようだ。私もせめて原処分をした担当官とは別の人間が審査すべきだと言っていたから、独立の審理官をもうけるというのは大賛成だ。一日も早い改正を望みたい。

akira220825




投稿者:ゆかわat 22 :52 | ビジネス | コメント(0 )

来年度予算概算要求

 
2011年度一般予算概算要求が96兆円となった。
 この中には必要性の乏しいものや全く無駄なもの、あるいは肝心の予算付けが漏れているものも多数あるだろう。
 民主党は、これまでこれを「事業仕分け」してきたが、公開の「目玉」商品であるために、どうしてもその対象はほんのわずかのものに限られている。もしかすると、財務省が削りたいと思うものだけスケープゴート的に取り上げられてきたのかも知れない。

 ところで、民主党には新人議員が衆参あわせて157人もいる。彼らを全員各省各課に張り付けてはどうか。各省各課に貼り付けて「勉強」させるのだ。
 予算要求書というのは、それだけを見ても、何の事務事業を行うのか、どうしてこれだけの予算を要するのか、は全く分からない。そこで、それら一つ一つを新人議員が各課職員から「勉強」させてもらうのだ。
 行政の国民(国会議員)に対する説明責任の履行である。議員の勉強にもなるし、国民による予算の査定の第一歩だ。説明責任に堪えうる事務事業は半減するのではないか。

akira220824

投稿者:ゆかわat 21 :42 | ビジネス | コメント(0 )

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